コンピュータカウボーイ見習いのメモ帳

仕事や趣味の備忘録です

【BeagleBoard】シリアル接続

前の記事書いてからだいぶ時間が空いてしまいましたが、今回はBeagleBoardとPCをシリアル接続してみます。

Windowsの場合はteratermを使っていたのですが、ubuntuの場合はminicomを使えば良いようです。

UbuntuでUSBシリアルを使ってコンソール接続する - HiiHahWIKI - making some notes for... -

ほぼ上記の記事とかぶってしまいますが、シリアルポートの設定をBeagleBoard用にしないといけないので、メモがわりに作業内容を記載します。

まずはBeagleBoardを立ち上げた状態でUSBシリアルケーブルでPCと接続します。

ただしく接続されたか確認するために下記のコマンドを実行します。

$ls /dev/ttyUSB0/
/dev/ttyUSB0/

ファイルがあれば接続できています。ドライバーとか特に設定しなくても認識しました。便利だな〜

次にminicomのインストールです。下記のコマンドでインストールします。

$sudo apt-get install minicom

次に設定画面を起動します。

$sudo minicom -s

設定画面でシリアルポートを選択します。ちなみに設定画面は下記のような形式でカーソルキーで選択してエンターで決定です。

     +-----[設定]------+
     | ファイル名とパス名     | 
     | ファイル転送プロトコル   |
     | シリアルポート       |
     | モデムとダイヤル      |
     | 画面とキーボード      |
     | "dfl" に設定を保存  |
     | 新規に設定を保存      |
     | 終了            |
     | Minicom を終了   |
     +---------------+

シリアルポートの設定は下記のようにします。変更するのは「シリアルポート」と「速度/パリティ/ビット」の項目です。

    +-----------------------------------------------------------------------+
    | A -    シリアルデバイス   : /dev/ttyUSB0 
    | B - ロックファイルの位置  : /var/lock
    | C -   Callin Program      :                                   |
    | D -  Callout Program      :                                   |
    | E - 速度/パリティ/ビット  : 115200 8N1 
    | F - ハードウェア流れ制御  : いいえ
    | G - ソフトウェア流れ制御  : いいえ 
    |                                                               | 
    |    どの設定を変更しますか?        
    +-----------------------------------------------------------------------+  

「シリアルボード」には最初に確認したファイルパスを入れます。

変更が完了したら、Escキーで設定を終了して、「"dtl"に設定を保存」の項目を選択します。

設定を保存しましたという表示になるので、最後に「Minicomを終了」を選択して設定は終了です。

接続の開始は下記のコマンドで行います。

$minicom

接続に成功すると下記のような表示になると思います。

    minicom へようこそ 2.5

オプション: I18n 
コンパイルされた日時は:  May  2 2011, 00:39:27.
Port /dev/ttyUSB0

CTRL-A Z を押すと、説明画面になります。          
                                                 
                                                 ています   |
: not found                                      
# AT S7=45 S0=0 L1 V1 X4 &c1 E1 Q0               
AT: not found
c1: not found
#

あとは通常のコンソール接続と同じように使えます。